ITフォーラム2019

日本学生IT研究学会

2019年9月23日、第1回目の学会ITフォーラムを大阪の都島で開催いたしました。

まず、発起人の中山涼一から日本学生IT研究学会の創立意義、目標を参加者に説明しました。日本学生IT研究学会は、プログラミングを学んでいる日本全国の学生に、自分の研究開発を発表できる場を提供しています。一人ひとりの研究開発の内容を共有できれば、そこに多くの学びがあります。これからのAI時代に、より多くの若者が自ら学び、チャンレジできるよう、日本学生IT研究学会はサポートします。

1回目のフォーラムでは、3名の中高生が自分の制作を発表しました。みなさんはそれぞれ自分の作品の制作経緯、制作中の問題点、解決方法、そしてこれからの改善点を、実際の作品を実行しながら説明してくれました。

① iPhoneアプリ「アラーム」   大山湧月様(中学3年生)

発表内容

大山湧月さんは、朝に弱い自分のために作った作品です。携帯の目覚ましのアラームが鳴っても、アラームを止めて二度寝してしまいます。そこで、アラームの止め方に注目しました。タップしてかんたんにアラームを取れるではなく、必ず起きて一定の距離を移動しないとアラームが止められない方法を思いつきました。そして、本作品の誕生となります。素晴らしいアイデアです。本日発表した時点では、まだアプリの移動距離の精度が高くないですが、現在は完成に向かって全力で取り掛かっています。

② 掲示板   長谷川純香(中学3年生)

発表内容

長谷川純香さんは、PHPでウェブサービスを作りました。小さなグループが情報交換するための掲示板ウェブサービスです。合言葉を使って、自分のグループを作れます。また自分のグループに新しいメンバーを追加することもできます。家族間の予定共有や、かんたんな伝言などにピッタリのサービスです。また、カレンダーも追加して、いつ何が予定があるかもすぐ確認できます。まだビジュアル的には未完成の部分がありますが、とても使いやすいです。これからの機能の追加も楽しみです。

③ 英単語帳   八木雄大(高校2年生)

発表内容

八木雄大さんは、iPhone用の英単語帳アプリを作りました。自分が使いやすく、受験にも使える英単語帳アプリがほしいので本アプリを制作しました。画面はシンプルで、多機能で、よく考えて作ったのがわかります。特に英語の日本語訳の追加機能で、1つの英語に複数の日本語訳を追加するとき、いかにわかりやすく登録でき、検索できるように作りました。制作にあたってたくさんのサイトを参考し、たくさん勉強できたと説明しました。

フォーラムの最後、中山涼一は中高生のみなさんに、これから学ばないといけないプログラミングと数学の重要性を説明しました。現在の高校や大学ではただ知識として教えています。使い道がわからない生徒は無理やり覚えていますだけです。これは正しい学びではありません。微分や線形代数などを学ばなければならない理由を学ぶ前に知るべきです。さらに知識としてではなく、活用技術として学ぶべきです。2019年6月政府は高校と大学がAIの基礎勉強を強化すると発表しました。高校も大学もこれから大きな教育改革を行うことになります。日本学生IT研究学会もいまの中高生たちと一緒にこれからの5年間の学びを楽しんでいきます。